市民の声から生まれる新しいサービス
本プロジェクトは、鎌倉市内のコミュニティースペース **COCORU** を拠点に活動しました。 市民の方々やデイサービスを利用されている方々に直接お話を伺い、その生の声(インサイト)を収集しました。 収集したデータは、**共起ネットワーク**などの分析ツールを用いて構造化し、鎌倉市民が日常生活で直面している**潜在的な課題**を特定。 最終的に、その課題を解決するための具体的なサービスの企画・開発を目標としました。
(COCORUでのインタビューの様子)
様々な年齢層の方々からお話を聞く中で、「ルールが複雑で面倒に感じる」という共通のストレスが浮かび上がった。 特に、地域に根差した生活習慣や、情報アクセスの難しさなど、世代や立場によって異なる課題が見られた。 この「複雑さの解消」が、生活の質を高める重要な鍵になると考え、次の課題設定に進んだ。
鎌倉市のごみの出し方が複雑で難しく、めんどくさい
市民の方々からは「分別ルールが細かすぎる」「冊子やウェブサイトを見るのが手間」といった声が多く聞かれました。 市民の皆さんが**もっと楽にごみの分別を理解し、実行できる**システムが求められていた。
課題解決のため、写真を撮って送るだけで、写っているものが**何ごみなのか**をAIが判定し、返信してくれるシステムを開発しました。
◎かなり好感触。
「これは便利!」「これなら使える」といった評価を多数いただき、直感的な操作性が市民のニーズに合致していることが確認できた。